成田市でたくさんの人に選ばれている葬儀場と葬儀社を徹底調査

お布施に関する知識

お布施とは?

お布施とは、読経や改名の謝礼として僧侶や本尊へ渡すものです。サービスの対価として支払うということではなく、あくまで檀家の心遣いという解釈です。また、僧侶に手渡した場合であっても、そのお金は本尊を守るために遣われるため、間接的ではありますが本尊に捧げるということになります。

本来の意味

お布施の名前の由来は「布を施す」から着ています。インドでは、修行僧は質素な衣類を着ることが一般的で、施された布を縫い合わせて着物とすることもありました。つまり、他人への施しや気遣い、やさしさなどもすべて布施と考えられてきました。この考えは、仏教の修行「六波羅蜜」の1つにも数えられています。 その考えが根本にあり、今でも檀家は葬儀などを挙げた場合、本尊に対して対価の支払いではなく、お布施として渡すことが慣例となっています。

お布施の実際

お布施は大きく分けて「戒名料」「読経料」「御車代」「御膳料」を含めたお礼として支払うことになります。ただし、戒名はランクによって金額が分かれていることもあり、場合によってはお布施と戒名料は別々に支払うこともあります。 また、葬儀社などに依頼した場合、お布施の金額があらかじめ決まっているプランなどもあるため、以前と比べるとお布施の状況は少しずつ変化してきています。

お布施の相場

葬儀社などが相場を公表していることがありますが、基本的にお布施は心遣いで払うため、お寺側から金額を提示されることはありません。僧侶に具体的な金額を聞いても「お気持ちだけで結構です」とだけ言われることも多いです。 ただし、先祖代々お世話になっているお寺は、基本的にお布施によって成り立っています。そのため、出せる範囲内であれば、ある程度の金額は包まなければいけません。

どうしても相場を知りたい場合は「金額はいくらですか?」とは聞かずに「皆さんはどれくらいされていますか?」のように聞くと大体の目安を教えてくれる場合もあります。

通夜・葬儀・告別式の場合

僧侶を呼んだ際に供養してもらったお礼として渡します。おおよその相場は15万円~50万円と言われていますが、地域やお寺によって相場は大きく異なります。

法事法要の場合

僧侶に読経・供養をしてもらった際にお礼として渡します。重要な行事ほど高額となる傾向があり、おおよその相場は以下のようになっています。

祥月命日 5,000円~1万円
四十九日 3万円~5万円
一周忌 3万円~5万円
三回忌以降 1万円~5万円
お盆 5,000円~1万円
お彼岸 3,000円~1万円(合同), 3万円~5万円(個別)

御車代

法要のために僧侶を自宅などに呼ぶ場合のお礼です。お布施とは別に渡すこともあり、大体の相場は5,000円~1万円です。

御膳料

お寺の施設や葬儀場を借りて会食を行ったり、お茶菓子などを用意してもらったときに席料として渡します。相場は5,000円~1万円ですが、振る舞われた料理に合わせた金額にしましょう。

渡し方のマナー

お布施の渡し方には細かいマナーがいくつか存在します。感謝の気持ちを十分伝えられるように、丁寧な振る舞いを心がけましょう。

包み方

奉書紙で包むのが最も丁寧なお布施の渡し方です。お札を半紙で包み、さらに奉書紙で包みます。また、上側の折り返しに下側の折り返しを被せましょう。 ただし、簡易的に市販の白い無地の封筒にお札を入れても問題ありません。その際は封筒の裏面に住所と金額を記載しましょう。 また、お札は封筒の表側とお札の表側を合わせるように入れましょう。

表書き

表書きは一般的に「お布施」と書きますが、空白でも特に問題ありません。中袋の裏面に住所、氏名、金額を記入します。漢数字は旧字体を使うとより丁寧となります。

渡すタイミング

受付に渡す、もしくは時間があるときに僧侶に直接渡しましょう。また、お布施は手渡しではなく、お盆にのせて渡すか、もしくは袱紗に包んで渡すのが一般的なマナーです。